「7つの習慣」で自分の人生の価値観を見つめ直す

「7つの習慣」で自分の人生の価値観を見つめ直す

よく本屋さんに行くと、やたらと目にする「7つの習慣」関連本。
たぶん誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

「7つの習慣」って、なに?
できるだけ簡単に解説したいと思います。

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目 次

「7つの習慣」とは?

「7つの習慣」は人生の価値観を見つめ直し、考え方や生き方を主体的にして、成功へと導くメソッドが書かれた本です。
結構前から出版されている世界的ベストセラーで、ビジネスパーソンの間では有名な本です。

・・・難しそうで、わかりづらいですかね?
ともすると、なんだか宗教っぽく感じちゃうかも。(笑)

人生の価値観を見つめ直す

「いい歳して貧乏で人生終わってるな!ダメ人間!」
とか、言われちゃったら。
どう反応しますか?
「うっせ!」と怒りますか?
「言われても仕方ない、その通りだし」と落ち込みますか?
それとも「まあ、それでもそこそこ楽しく生きているし。価値観が違うのね」と気に留めませんか?

「誰かに言われて心を乱された」と思ったなら、それは自分ではなく相手のせいであって。
「言われて自分がどう思うのか」と思ったなら、相手ではなく、自分が選択して自分で感じた主体的な感情。

そのように、まわりや相手がどうのということではなく、自分で感じて考えて自分で決めていくのが主体的な考え方で。
まわりに左右されない主体性が重要であると、本には書いてあります。

また、物の見方で価値観が劇的に変わるということも書いてあります。

実際に本に具体例として書いてありますが。
男性が子供連れで電車に乗ってきて、そのちびっ子が騒いでうるさい。
なんとかしろよと、その男性に注意すると、その男性が「ついさっき妻を亡くして」とショックで呆然としていたことがわかって。
ムカついていた心から、その男性の力になってあげたいと感情が変化する。

そのように、物の見方を変えると、価値観も変わって感情も変化する。
毎日、同じ仕事をしていても「こんな仕事クソだ」と思うのか「それでも、やりがいがある部分もある」と思うのかで、感情が変化していきます。

いい歳をして孤独で貧しい暮らし。
「人生おわった。お先まっくら」と思うのか。
「こんな生活、抜け出したい」と思うのか。
「それでも好きに生きられて幸せだ」と思うのか。

すべては自分の人生の価値観で、今の状況の見方を変えて、自分が主体的に考えればいいことで。
狭い視野で一方向からしか見ないのではなく、誰かの価値観で左右されることでもなく、自分で考える。
そういうメソッドが本には書いてあります。

他にも、GTDの記事でも書いた「緊急ではないけど重要なこと」が人生で大事だという話も書いてあります。
価値観に基づく、自分の信念やルールの重要性も書いてあります。
人には、誰かの子供、親、上司、恋人、などなど、立場や役割があって。
価値観によって、その役目を果たしていく重要性などについても書いてあります。
スキルを磨く重要性も書いてあります。

どれもこれも、ここでは簡単には書けないことばかりです。

とはいえ超難しい

公式本は、とってもいいことが書いてはありますが。
値段もそこそこして、何よりあまりに分厚い。(笑)
書いてあることも用語も難しくて、私個人としては最初の5ページで眠くなるような気がします。(笑)
・・・そんなねぇ。小難しいこと、わかりませんってば。

というわけで。
非常に一般受けしないので。(笑)
最近は、わかりやすいようにマンガでも出版されています。

また、深く理解しないまでも。
具体的に考えられるような、価値観を整理したり見つめ直す演習ツールも出ています。

本屋さんでパラパラと見た感じは、とってもおもしろそうでしたよ。
問いに答えていく感じです。
自分自身と向き合うには、いいツールかもしれません。

実践するためのツールもある

手帳コーナーに行くと「フランクリン・プランナー」というのを見かけたことがないですか?
システム手帳の形式でリフィルがドバドバ売っているやつです。(笑)

フランクリン・プランナーは、この「7つの習慣」を実践するためのツールです。
興味がある方は試してみるといいかもしれません。

また、フランクリン・プランナーの中に「一週間コンパス」というツールがあります。
先に書いた「自分の役割」を週単位で実践していくためのもので、自分のスキルアップや健康などの進捗管理にも使います。

また機会があれば書こうとは思うのですが。
私は手帳を相当マニアックに使っているので。(笑)
この一週間コンパスは、自分なりの別のフォーマットで実践しています。

自分一人で価値観を見つめ直すのは難しい

自分自身と向き合って、自分の価値観を見つめ直す。
ある意味、孤独である方が、向き合う時間が長くて有利なのかもしれませんが。

ただ、人は誰でも自分自身のことが一番よくわからない。(笑)

まして孤独だと「私って、どんな人間?」と聞ける人もいないし。

それに先日書いた通り、価値観は年齢や経験と共に常に変化をしていって、それに自分自身で気づかないこともあります。

なので、こういった本や知識、ツールを活用していかないと、なかなか本質的に価値観を見い出すのは難しいです。

孤独で貧しい生活を生き抜いて、自分らしい人生を送るためには、自分自身の価値観をしっかり認識するのが大事なんじゃないかと思います。

というわけで。
あまりに頑固で無茶で、安定のドMっぷりを発揮する偏屈な私は、こうして出来あがっていったのでありました。(笑)

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